今年の造りについて杜氏に聞きました

原料米の宮城県産「蔵の華」はここ数年硬い米質が続いておりましたが、2025年は非常に状態が良く、酒仕込みにおいても健全な発酵へと繋がりました。これにより、蔵の華らしい清涼感とお米本来の深いコクが調和した、ただ辛いだけではない「新鮮な辛さ」を堪能できる味に仕上がっています。さらに、火入れ(加熱殺菌)直後のお酒をネオサーマルタンク(※)で急冷することで、熟成香を極力抑え透明感のあるキレを実現しました。一ノ蔵のこだわりが詰まった「新しいひやおろし」を是非ご体感ください。
※ネオサーマルタンク
今年の「ひやおろし」で目指した「清涼感ある味わい」や「透明感のあるキレ」を生み出すには、日本酒独特の熟成香やカラメルの香りを極力出さないことが重要です。これらは温度と時間により大きく影響し、一番温度が上がる火入れ直後のお酒の品温管理がとても大切です。約60℃〜65℃で火入れしたお酒の品温を極力短時間で下げなければなりません。
そのため一ノ蔵では、お酒の貯蔵時に通常の2倍の冷却機能を持つ「ネオサーマルタンク」を導入。
火入れ直後から急冷が行えるようになり、およそ24時間の時間短縮を可能にしました。
これにより過度な熟成を防ぎ、また夏の間も適切な温度で貯蔵を行うことにより、透明感のあるキレ味と清涼感、残暑厳しい9月でもついつい杯が進む味わいを実現しました。

・ご購入者様の声につきましては、順次掲載してまいります。